
バーボン(アメリカン)ウイスキー入門:実飲でわかる甘さと香ばしさ、おすすめ6本
とうもろこし由来の甘いカラメル香と、新樽の香ばしさ。バーボンを中心としたアメリカンウイスキーの個性を、実飲レビューの味覚18軸で解説します。ジムビーム・ジャックダニエル・メーカーズマーク・ワイルドターキー・オールドグランダッド・フォアローゼズを、入りやすい順に実データと試飲コメントで紹介。
スコッチやジャパニーズが麦のお酒なら、バーボンはとうもろこしのお酒。 焦がした新樽で熟成させるため、カラメルやバニラのような甘い香りと、香ばしいウッディさが共通の個性です。アメリカンウイスキーにはこのバーボンのほか、ライ麦由来のスパイシーなライウイスキーなどもあります。
アメリカのウイスキーというと とうもろこしを原料に造られるバーボン が有名ですが、
この記事では、実飲レビューの味覚18軸をもとに、手頃な定番から、樽の濃さを楽しむ本格派までを入りやすい順に紹介します。価格や入手性は時期で変わるので触れません。スタイル別の一覧はバーボン/アメリカンのウイスキー一覧からどうぞ。
1. ジムビーム — バーボンの入口、甘くて飲みやすい
ジムビームは、世界で最も売れているバーボンのひとつ。 18軸では甘み8が中心で、カラメルの甘さがアルコール感をやわらげます。
カラメルのような甘みがやっぱり強く、甘さが辛さを打ち消しており飲みやすい
ほろ苦い味わいとナッツのような香ばしい風味も口に広がり、結構複雑な味わいを楽しめる
ハイボールやコークハイにすると、甘さと香ばしさが軽やかに開きます。最初の一本に迷ったら、まずここから。
2. ジャックダニエル ブラック (Old No.7) — 軽やかで万人向け
ジャックダニエルは、厳密にはテネシーウイスキー(バーボンと近い製法に炭ろ過を加えたスタイル)。 18軸では甘み7が中心で、口当たりは驚くほど軽快です。
甘み が中心の味わいで、口当たりはまるで水で割っているかのように あっさりと軽い!
香りで感じた接着剤の香りが弱まって、メロンのような風味になっている。
むしろ女性やウイスキー初心者の人におすすめしたいジャックダニエル!
クセが少なく、コーラ割りやハイボールで気軽に。バーボン特有の溶剤っぽい香りが苦手な人にも入りやすい一本です。
3. メーカーズマーク — パンのようにやさしい甘み
メーカーズマークは、やわらかい口当たりで知られる定番。 18軸ではモルト感8を軸に、パンや焼き菓子を思わせる香ばしい甘さが広がります。
ナッツのような香ばしさ と、 パンのようなやさしい甘い香り が続きます
オレンジのような酸味 が結構強く、 樽由来の香ばしい香り もしっかりと漂い、
パンのようなやさしい甘い香り。アルコールの刺激はそれほど強くない
刺激がおだやかで、ストレートやロックでも楽しめる優等生タイプ。バーボン入門の二本目におすすめです。
4. ワイルドターキー8年 — 甘く、とろりと、奥行きあり
ワイルドターキー8年は、甘さとボディの両立が魅力。 18軸では甘み8・オイリーさ7・果実味7と、しっかりした飲みごたえがあります。
ワイルドターキー 8年は特に甘みが強い!
甘い味わい と、 とろとろと滑らかな舌触り が絶妙に合わさり、
バーボン特有のエステリー香と甘い香りのバランスが良く、初めてバーボンを知るにはもってこい!
入門と本格派の橋渡し的な一本。バーボンらしい甘さと香ばしさをバランスよく体験できます。
5. オールドグランダッド 114 — 樽の濃さを味わう本格派
オールドグランダッド 114は、アルコール度数57%のハイプルーフ。 18軸では甘み8・厚み7・複雑さ7と、濃密で飲みごたえのある味わいです。
蜜のような 舌が縮むような甘み を中心に、
ぶどうのような 品の良い甘酸っぱさ
味がかなり濃いので、誰が飲んでもバーボンの特徴を体験できる
度数が高いぶん刺激もありますが、加水やロックで開かせると蜜のような甘みが映えます。「バーボンの濃さ」を知るのに最適な一本。
6. フォアローゼズ シングルバレル — バラのように華やか
フォアローゼズ シングルバレルは、アルコール度数50%ながら華やかさが際立つ一本。 18軸では華やかさ8が突出し、バーボンとは思えないフローラルな香りが広がります。
フォアローゼズは なんかバラの香り がするんだよね!
香水 や ルームフレグランス みたいにアロマチック!
アルコールの刺激はびっくりするほど ありません!
「バーボンは香りがきつそう」という先入観を覆す華やかさ。香りでウイスキーを選びたい人に。
ライウイスキーへの寄り道
とうもろこしのバーボンに対し、ライ麦を主原料にするのがライウイスキー。ジムビーム ライはスパイス8と、胡椒のようなピリッとした風味が特徴です。
やっぱりライ麦の スパイシー な味わい!
ライウイスキーがどんなもんか体験してみたい人にもおすすめ!
バーボンに慣れたら、変わり種として試すと面白い一本です。
まとめ:甘さ→香ばしさ→濃さ
- 入口 → ジムビーム(甘くて飲みやすい)/ジャックダニエル(軽やか万人向け)
- 定番をじっくり → メーカーズマーク(やさしい甘み)/ワイルドターキー8年(甘くて奥行き)
- 本格・変わり種 → オールドグランダッド 114(濃厚ハイプルーフ)/フォアローゼズ シングルバレル(華やか)/ジムビーム ライ(スパイシー)
最初はハイボールやコークハイで甘さを楽しみ、慣れたらロックやストレートで樽の香ばしさへ。甘い系をもっと探すならスイート&バニラのウイスキー一覧もどうぞ。



